交通事故に遭った場合、身体のケガだけでなく精神的苦痛に対する「慰謝料」が保険会社から支払われます。
特に整骨院での事故治療を受けた場合も、一定の条件を満たせば慰謝料の対象になります。
事故治療の慰謝料はどうやって計算される?
慰謝料は一般的に「自賠責保険基準」「任意保険基準」「裁判所基準」の3つの方法で算出されます。
整骨院での治療においては自賠責保険基準が使われることが多く、計算式は以下の通りです:
- 慰謝料=通院実日数 × 4,300円(2024年4月改定)
ただし「通院期間 × 2」と「実通院日数」の少ない方が採用されます。
通院日数・通院頻度と慰謝料の関係
慰謝料の金額は、単に「何日治療したか」だけでなく、「どれくらいの頻度で通ったか」が重視されます。
例えば、3ヶ月間で5回だけ通院した場合より、20回通った方が慰謝料は高くなります。
そのため、適切な頻度で治療を継続することが大切です。
当院では医師の診断と連携しながら、適切な施術スケジュールをご提案しています。
整骨院の施術でも慰謝料は対象になる?
はい、医師の診断(例:整形外科)を受けたうえで整骨院に通院している場合、慰謝料の対象になります。
ただし、整骨院のみの通院だと保険会社に認められない場合もあるため、まずは整形外科での診断をおすすめします。
事故治療の慰謝料を受け取るために必要な手続きとは?
慰謝料をしっかりと受け取るためには、いくつかの基本的な手続きと準備が必要です。
整骨院への通院も含めて、適切な流れを知っておきましょう。
慰謝料をもらうにはどこで治療を受ければいい?
まずは事故後、整形外科などの医療機関で診断書を発行してもらうことが必要です。
その後、整骨院での治療を並行して進めることで、慰謝料の請求が可能になります。
当院では、整形外科と連携しながら、必要な情報提供や書類のアドバイスも行っております。
事故後はいつから整骨院に通院してOK?
事故後、できるだけ早めの通院開始が重要です。
あまりに時間が空いてしまうと、「事故と痛みの因果関係」が疑われ、保険会社に施術を認めてもらえないケースがあります。
理想は、事故後すぐに整形外科に行き、診断を受けたあと数日以内に整骨院で施術を開始することです。
保険会社とのやりとりで注意すべきポイント
保険会社とのやり取りでは、「整骨院ではダメです」と言われることもありますが、医師の診断があれば整骨院での治療は合法かつ正当な請求が可能です。
当院では、患者さまの不安を減らすために、保険会社との対応についてもサポートしています。
事故治療の慰謝料を最大限に受け取るコツ
適切な対応をすることで、慰謝料の減額や支払い拒否を避けることができます。以下のポイントを意識しましょう。
通院頻度・通院期間の記録がカギ
通院の頻度が低いと、「本当に痛いのか?」と疑われやすくなります。
最低でも週3~5回を目安に継続して通うことが、慰謝料の増額にもつながります。
また、通院日をしっかりと記録することで、万が一のトラブル防止にもなります。
整形外科との併用と診断書の重要性
整骨院だけで通っていると、保険会社から慰謝料の支払いを断られることもあります。
そのため、定期的に整形外科の診察を受けることと、診断書をしっかりもらうことが重要です。
慰謝料トラブルを避けるためにしておくべきこと
- 治療内容・通院状況をこまめに記録
- 事故当日・翌日の診断書を確保
- 保険会社の担当者の発言は記録しておく
事故治療の慰謝料でよくある質問【整骨院向け】
最後に、患者さまから多く寄せられる質問をまとめてお答えします。
整骨院の施術は保険でカバーされるの?
はい、医師の指示があれば整骨院での施術も自賠責保険の対象となります。
ただし、無断で通い始めた場合は自己負担になることもあるため、通院前に必ずご相談ください。
慰謝料の対象にならないケースとは?
以下のようなケースは慰謝料が支払われない、または減額される可能性があります:
- 通院頻度が極端に少ない
- 医師の診断がないまま整骨院だけに通った
- 通院までの期間が空きすぎている
加害者側の保険を使う場合の注意点
加害者側の保険会社はできるだけ支払いを減らしたい意向があるため、「整骨院は認めない」と言われることもあります。
しかし、正当な流れを踏めば施術費も慰謝料も受け取れる可能性は広がります。
焦らず整形外科→整骨院のルートをしっかり整えましょう。





