肉離れとは総称であり、筋断裂、筋挫傷、筋膜断裂などとも呼ばれ、筋肉間損傷と筋肉内損傷の2つに分類できます。
筋肉間損傷は軽症で、筋線維同士の結合が破綻するが筋線維自体には損傷がないため比較的早期にスポーツ復帰が可能です。それに対し筋肉内損傷では、筋線維の損傷は中等症であるが、筋線維の一部に断裂が起こると重症であり、その部位が瘢痕組織となることで痛みが長く続き、 筋肉の柔軟性・筋力が十分に戻らない状態で無理をすると再発の可能性があります。そのため肉離れの痛みがなくなったとしても油断せず、適切な治療を行なうことが重要となります。
〇原因として。。。
1:過度に伸ばす
2:急激な筋肉の収縮
3:筋力;左右のインバランス、基本的な筋力不足
4:柔軟性の低下
5:関節の不安定性(関節が緩い)
6: 歪み;骨配列、骨格のねじれ、運動効率の低下
7: 身体組成;過度な体脂肪の蓄積
〇肉離れを助長するもの。。。
1:オーバートレーニング(使いすぎ)
2:身体的コンディショニングの不良
3:ウォームアップが不十分
4:疲労の蓄積
5:環境条件・生活習慣;天候、睡眠不足など
6:モチベーションの低下
7:年齢、技術の未熟さ
多い箇所としては。。。
もも裏、もも前、ふくらはぎ、次いでももの内側、
体幹ではお腹、上肢では肩周りの筋肉があります!
コロナの中、運動不足が続いてますが、このご時世なので無理のない運動習慣をつけていきましょう!