「歩くと股関節が痛い…」
「立ち上がるときに股関節が引っかかる感じがする…」
「最近、股関節の動きが悪い気がする…」
このような症状がある場合、変形性股関節症の初期症状の可能性があります。
特にこの病気は、女性に多い股関節のトラブルとして知られています。
しかし、
「なぜ変形性股関節症になるのか?」
「股関節の変形は治るのか?」
「放置するとどうなるのか?」
といった疑問を持つ方も多いでしょう。
そこでこの記事では、整骨院で多くの股関節痛をみてきた立場から
・変形性股関節症はなぜなるのか
・女性に多い理由
・変形性股関節症の初期症状
・股関節の変形は治るのか
・痛みを改善するために大切なこと
をわかりやすく解説します。
股関節の痛みを悪化させないためにも、ぜひ参考にしてください。
目次
変形性股関節症はなぜなる?まず知っておきたい基本
変形性股関節症とは、股関節の軟骨がすり減り、関節が変形して痛みが出る病気です。
股関節は、骨盤と太ももの骨で構成される大きな関節で、歩く・立つ・座るなど日常動作の多くに関わっています。
本来、関節の表面には軟骨があり、クッションのように衝撃を吸収しています。
しかし、
・長年の負担
・股関節の形の問題
・筋力低下
などが重なると、軟骨が徐々にすり減っていきます。
その結果、関節に炎症が起こり、股関節の痛みや可動域の制限が現れます。
変形性股関節症はなぜ女性に多い?
変形性股関節症は、男性より女性に多い病気とされています。
その理由の一つが、股関節の形の問題(臼蓋形成不全)です。
臼蓋形成不全とは、股関節の受け皿が浅く、生まれつき関節が不安定な状態を指します。
この状態では股関節に負担が集中しやすく、長年の負荷によって軟骨がすり減りやすくなります。
さらに女性は
・骨盤が広い
・筋力が男性より弱い
・ホルモンの影響
などにより、股関節に負担がかかりやすい傾向があります。
そのため、40代〜60代の女性で股関節痛を訴えるケースが多く見られます。
変形性股関節症の初期症状
変形性股関節症は、初期の段階では軽い違和感から始まることが多いです。
代表的な初期症状には次のようなものがあります。
・歩き始めに股関節が痛い
・立ち上がるときに股関節が痛む
・股関節が動かしにくい
・足の付け根に違和感がある
・股関節が引っかかる感じがする
この段階では、休むと痛みが軽くなることが多いため、放置してしまう人も少なくありません。
しかし、負担が続くと徐々に症状が進行し、歩行時の痛みや可動域制限が強くなっていきます。
変形性股関節症はなぜなる?日常生活の原因
変形性股関節症は、股関節の形だけでなく、日常生活のクセも大きく関係しています。
例えば、
・猫背姿勢
・片足重心
・足を組むクセ
・長時間の座り姿勢
などは、股関節の動きを悪くし、関節への負担を増やします。
また、股関節周囲の筋肉が硬くなると、関節の動きが制限され、特定の部分に負担が集中します。
この状態が長く続くことで、軟骨が徐々にすり減り、変形性股関節症の原因になることがあります。
股関節の変形は治るのか?
「股関節の変形は治るのか?」という質問は非常に多いです。
結論から言うと、骨そのものの変形を完全に元に戻すことは難しい場合が多いです。
しかし、
・筋肉のバランスを整える
・関節の動きを改善する
・姿勢や歩き方を改善する
ことで、痛みを軽減し、日常生活を楽にすることは十分可能です。
実際に、股関節の変形があっても、痛みなく生活している方も多くいます。
そのため、重要なのは「変形」だけを見るのではなく、股関節の動きや体全体のバランスを整えることです。
変形性股関節症の痛みを改善するために大切なこと
股関節の痛みを改善するためには、次の3つが重要です。
①股関節周囲の筋肉を柔らかくする
②股関節を支える筋肉を鍛える
③姿勢や歩き方を改善する
特に、股関節だけでなく
・骨盤
・腰
・体幹
などのバランスを整えることで、股関節への負担を減らすことができます。
股関節痛でお悩みの方は早めのケアが大切
変形性股関節症は、早い段階でケアを行うことで、進行を抑えられる可能性があります。
「まだ我慢できるから大丈夫」と放置してしまうと、症状が悪化し、歩くこと自体がつらくなる場合もあります。
当院では、
・股関節の動きの評価
・姿勢や歩き方のチェック
・筋肉バランスの調整
を行い、股関節に負担の少ない体づくりをサポートしています。
もし
・歩くと股関節が痛い
・股関節が動かしにくい
・股関節の違和感が続いている
という方は、早めのケアをおすすめします。





