
「歩くと足の付け根が痛む」
「しゃがむと股関節がズキッとする」
「ストレッチで悪化した気がする」
そんな経験はありませんか?
股関節やももの付け根の痛みは、放っておくと慢性化したり、歩行に支障をきたしたりすることもあります。
原因は単なる疲労ではなく、変形性股関節症や筋肉・腱の炎症など、身体の深部に問題があることも少なくありません。
この記事では、痛みの根本原因や日常生活での注意点、逆効果になりがちな対処法、そして整骨院でできる専門的アプローチまで詳しく解説します。
目次
股関節・ももの付け根の痛みとは?放っておくとどうなる?

なぜ「ももの付け根」が痛くなる?解剖学的な視点から
ももの付け根は、骨盤と大腿骨がつながる「股関節」にあたります。この部位は、立つ・歩く・座るなど日常のほとんどの動作に関わっており、筋肉・腱・靭帯・軟骨など複雑な組織が入り組んでいます。
些細な負担の蓄積でも痛みが現れるのは、この構造の繊細さに理由があります。
股関節の痛みと歩行障害の関係|初期症状で見逃さないために
股関節の痛みが進行すると、可動域が狭まり、歩行に違和感を覚えるようになります。
初期には立ち上がる時や階段の上り下りで違和感を覚える程度でも、進行すると「びっこをひく」「長時間歩けない」といった障害に発展します。
股関節・ももの付け根の痛みの主な原因とは?

変形性股関節症によるももの付け根の痛み
とくに中高年の女性に多く見られるのが、股関節の軟骨がすり減ることで起こる変形性股関節症です。
初期には違和感程度だった痛みが、徐々に慢性化・悪化していく特徴があり、早期発見・対応が鍵になります。
筋肉・腱の炎症(腸腰筋・大腿筋膜張筋など)が原因の場合
長時間の座りっぱなしや急な動作により、腸腰筋・大腿筋膜張筋といった深層筋に炎症が起きると、ももの付け根に痛みが生じます。
これはいわゆる「筋肉性」の痛みで、特定の動きでズキッと痛むのが特徴です。
日常生活で悪化する?股関節・ももの付け根の痛みを悪化させる習慣
長時間のあぐら・正座・足を組む姿勢に注意
股関節に負担のかかる姿勢は、慢性的な炎症を引き起こす原因になります。特に、あぐらや正座、足を組んで座る習慣は、股関節の前側を圧迫し、血流や柔軟性を悪化させる要因です。
過度な運動や無理なストレッチが引き起こすリスク
「良かれと思ってやった運動で悪化した」という声も多く聞かれます。
特に股関節周りのストレッチを痛みがある状態で行うと、炎症を助長し、回復を遅らせてしまいます。
当院で行っている股関節・ももの付け根の痛みに対するアプローチ
H3:痛みの根本原因を見極める評価と検査
当院では、まず問診と可動域チェック、筋力バランス検査を通して、痛みの本当の原因を見極めます。
関節の動きに制限があるのか、筋肉や腱に炎症があるのか、身体全体のバランスから判断していきます。
筋膜リリース×運動療法による根本的な改善方法
痛みのある部分だけを処置するのではなく、股関節周囲の筋膜の癒着を丁寧にリリースし、動きの質を改善していきます。
さらに、その人の体に合った運動療法を組み合わせることで、再発しにくい身体づくりを目指します。
股関節・ももの付け根の痛みは早期対応が鍵!迷ったら専門家へ

自己流の対処で悪化するリスク
市販の湿布や自己流ストレッチ・マッサージで一時的に和らぐように感じても、根本原因を放置すれば症状は再燃します。
とくに慢性化した股関節痛は、日常生活に大きく支障をきたすため、早めの専門的評価が重要です。
股関節・ももの付け根の痛みから考えられる病名とは?

変形性股関節症・臼蓋形成不全などの代表的な疾患
加齢や先天的な骨盤の形成異常によって、関節のかみ合わせが悪くなると、痛みが出やすくなります。
特に「臼蓋形成不全」は女性に多く、股関節にかかる負担が大きくなりやすい状態です。
鼠径部痛症候群やグロインペイン症候群の可能性も
スポーツをされている方や、急な動きをした後に出る付け根の痛みは、鼠径部痛症候群(グロインペイン)である可能性もあります。
放置するとスポーツ復帰が難しくなるため、早期の対応が必要です。
股関節が痛いときに避けるべきこと|ストレッチ・歩行・マッサージはOK?

無理なストレッチは逆効果!控えるべき動作とは
痛みのある時期に、無理にストレッチをすると、炎症が広がる恐れがあります。とくに脚を大きく開く動作や、関節を強くねじるような動作は控えましょう。
歩きすぎ・マッサージが痛みを悪化させるケースも
「歩いて慣らせば治る」「ほぐせばよくなる」と思っている方も少なくありませんが、痛みがある状態での無理なマッサージや長時間の歩行は、逆に悪化を招くリスクがあります。
痛みの出にくい!股関節・足の付け根に優しいストレッチ方法

痛みがあるときにおすすめの軽めの股関節ストレッチ
痛みが落ち着いている状態では、軽めのストレッチが効果的です。
たとえば、仰向けに寝て膝を胸に引き寄せるような動きは、股関節への負担が少なく、安全に可動域を広げられます。
NGストレッチとの違い|無理のない動きの見極め方
「痛気持ちいい」ではなく、「無理のない・自然に動かせる範囲」で止めることが大切です。
痛みが出るなら、それは体がやめてと言っているサイン。まずは身体の声に耳を傾けましょう。
【まとめ】股関節・ももの付け根の痛みは“放置しない”が最善の対処法
股関節やももの付け根の痛みは、単なる疲れや一時的な負担によるものと思われがちですが、その裏には変形性股関節症・臼蓋形成不全・筋肉や腱の炎症など、さまざまな原因が隠れています。
また、間違った対処法(無理なストレッチや過度なマッサージ)は、かえって痛みを長引かせたり悪化させたりするリスクがあるため注意が必要です。
もし「最近よく痛みを感じる」「歩くと違和感がある」「ストレッチをしても改善しない」と感じているのであれば、それは身体からのサインかもしれません。
当院では、根本原因の評価から丁寧な説明、個別に合わせた改善プランを大切にしています。
痛みが慢性化してしまう前に、ぜひ一度ご相談ください。あなたの生活の質を取り戻すために、私たちが全力でサポートいたします。





